かみつき
今回はかみつきについて。
圧倒的に2歳児に多く、3歳になると急に減ると言われています。
これは、発達途中の小児の脳に、あらゆる刺激が加わり、一過性の興奮状態となったとき、それを伝えることができず、イライラします。
その伝えたい気持ちやイライラが、かみつきという行動にでるのです。
なので、3歳になると急に減るのは、言葉を使えるようになってくるからです。
眉間やこめかみに青筋が浮かび、目の白目の部分が青く見え、顔つきが険しくなってくると要注意です。
肝虚証として治療します。
後頚部、肩背部、側頭部に皮ふ鍼をします。
大腸経の経絡上を皮ふ鍼をしたり、合谷の辺りを散鍼します。
足が冷たい時は、湧泉や太渓にお灸をします。
家では…
機嫌の悪い時に無理に触るのはやめましょう。
気持ちを汲み取って、「もっと遊びたいの?」「お腹すいたの?」など、言葉にしてあげましょう。
また、かむのはダメ、と言うことは繰り返し言い聞かせましょう。
気持ちの伝え方がわかってくると、かみつきは減ってきます。
機嫌のいい時に、肘の外側から親指にかけてをさすってあげたり、歯ブラシで側頭部を軽くトントンと叩いてあげましょう。
0コメント